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16 金沢ふらっとバス周遊記 2000.4.23. 金沢市循環ふらっとバス |
現在、此花ルートと菊川ルートの二種類があり、9時前から18時頃まで、完全15分間隔で運行されているので、利便度はかなり高い。運賃も北鉄バスが200円から210円かかるところを100円で運んでくれるので、既存のバス路線がある地域でも遠回りとはいえ使いでがある。実際に好評なようで第三のルートも企画されているそうだ。今回はこのバスに乗ってくることにした。
今回もEF634氏が同行する。私の家から一番近いふらっとバスのバス停がこの菊川ルートの小立野下馬(こだつのげば)で、63氏も同様なのでここに15時集合とした。集合時間を決めたのは14時。かなり今回はいい加減な企画であることが伺える。
私の家からは急坂を上った先にあるのだが、10分程度で到着した。これなら日常的にも使えるかも知れない。ただし、左の画像をクリックしてご覧になれば分かると思うが(見にくいけど)、この菊川ルートは駅に行かないので、専ら香林坊や片町などの繁華街への足となる。(拡大画像あり)
ちょうど私が到着するときにバスは行ってしまったので、63氏はやや遅れて到着したが、次のバスには悠々間に合った。15分間隔という高頻度がここでも本領を発揮する。
ふらっとバスはその名の通り、ノンステップでフラットな車体になっているため、非常に乗りやすい。もちろん、車イスで乗車する場合にはスロープを用いて乗れるようになっている。ちなみに名前は「ふらっと」乗れるという意味も込めている。
ただしスピードはかなり遅い。もちろん、道が狭いというのもあるが、大通りに出てもそんなにスピードは出さない。しかし音は結構静かで、振動は道の状況に左右されやすいものの、思ったより悪くない。バスの後の窓には「Fahlen Kanazawa Chuo」と書かれている。
兼六園の脇の坂をスーッと降りていくと、後から「城下町かなざわ周遊」が追いかけてきた。これはふらっとバスより前に出来た金沢市内の循環バスであるが、北鉄の運行で200円かかる。もっとも、既存の路線をつなげたような感じのバスで、このバスも乗客はいなかった。日曜日にこんなのでいいのだろうか?
香林坊到着直前の車内の様子。かなり乗客は多いのがお分かりかと思う。15分毎という高頻度が功を奏したのか、これだけの需要を見込んで15分毎にしたのか。
香林坊に到着。菊川ルートは香林坊を起点とした一周路線だが、香林坊を越えた利用も可能である。ただし、ここで5分間の時間調整がある。私たちは、一旦ここで下車し、此花ルートに乗るために武蔵ヶ辻へ向かうことにした。
ただ普通のバスではつまらないので、「プチバス」を選択した。これは要するにただの北鉄バスの小型車両で、どの便がこれで来ると一概に決まってないことが多いが、89番は日中の全便がこれで運行され、ちょっとメインルートから外れたところを通る、元祖プチバス路線である。
車内に貼ってあった運行路線図。この路線は私が金沢に来てから出来た新しい路線で、最初は全便が普通のバスによる運行だったが、翌年くらいに小型の通称プチバスが導入されて、市内中心部の需要を見込んでルートが変更になった。ふらっとバスのルーツと言えるかも知れない。(拡大画像あり)
武蔵ヶ辻に到着。その瞬間に「いしかわ動物園」のペイントバスが反対側にやって来た。いしかわ動物園は市内中央部の卯辰山という所にあったのだが、最近、郊外の辰口町に移転しており、そのアピールなのである。といっても辰口は遠く、バスで行く人はあまりおらず、本数も少ない。(拡大画像あり)
此花ルートの武蔵ヶ辻バス停に到着。こちらは青を基調としたデザインになっていて、金沢駅を起点とする循環路線である。菊川ルートが出来たのは実は一ヶ月前なのだが、こちらは一年前から運行している。なんといっても此花ルートのポイントは一般車両通行禁止の横安江町アーケード商店街を経由するというところにある。(拡大画像あり)
ところが今日は、横安江町商店街の途中にある東別院の花祭りというイベントのため、臨時のルート変更が行われていたのであった。う〜ん、残念。もっとも珍しい事なので、これはこれで楽しかろう。(拡大画像あり)
武蔵ヶ辻バス停から、武蔵ヶ辻交差点を越えると、また武蔵ヶ辻バス停がある。もちろん停車する便を分けるための措置なのだが、ふらっとバスの場合はどちらも停車する。(最近は通常のバスも同名バス停に二度停車が増えてきている)ただ、バス停名がふらっとバスには「近江町市場」という名前が当てられており、ダイエー金沢店の目の前にあることもあり、買い物客がごそっと乗ってくる。車内は買い物袋で溢れ返った。まさに生活に密着した路線になっているようだった。
ぐるっと回って金沢駅まで乗り通し、駅内で食事を済ませ、バス案内所で3月26日ダイヤ改正後のバス時刻表をゲットした。再びふらっとバスに乗り、本来のルートを迂回するルートに突入。バス停は北鉄の「臨時」と書かれたバス停だった(笑)
今度は「近江町市場」バス停まで行き、香林坊へ戻ることにした。ここでも普通のバスをチョイスしようとせず、この春に登場した新型プチバスをゲットすることにして待つこと15分、狙い通りにやってきた。これは方向幕にLEDを用いているが、系統番号を表示するところだけ、方面別に塗りわけている色を表すために従来の形式になっている。
乗ったバスは32番だったのだが、回し忘れたらしく、85番になっていた。
スタートから丁度3時間、出発地点に戻ってきた。手近だったが、かなり内容の濃い3時間を過ごせたと思う。