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Report No.23

第四章 東武に乗ろう!


2000.8.21. 浅草−葛生−赤城−西桐生−桐生−栃木−東武日光−大宮
この章は2ページ構成です
 今日は夜の飲み会の話が先に決まり、それなら日中時間が空くので東武でも乗りに行きませんかという話になった。誘っていただいたのは埼玉県交通ルーム常連のプリゴンさんで、私は関東大手私鉄では東武の佐野線・桐生線・鬼怒川線を残すのみだが、鬼怒川線はこれも未乗の野岩鉄道、会津鉄道と合わせて乗ってしまうほうが能率がいいし、時間の都合でまた後日ということになり、とにかく佐野線・桐生線に乗ってしまうことだけを念頭においてコースを組み立てていただいた。更に同行メンバーとして、昨日もお世話になったひろっぴさんやsattくん、そして今日はげんぞ〜さん、EF634氏も加わった。

 横浜の親戚の家を離れ、南太田から横浜まで京急の普通に乗り、後続の都営浅草線直通特急に乗り換え、これに上大岡から乗車していたひろっぴさんと合流し、浅草に向かった。浅草ではsattくんが待っていてくれた。


浅草−館林−葛生−館林
 三人で準急伊勢崎行きのホームに向かう。せんげん台でプリゴンさんが、羽生からげんぞ〜さんが合流するため、集合場所を先頭車に決めてある。東武浅草駅は古くに開業したため大変構内が狭く、6両編成しか止まれないが先頭まで来るともうホームの幅はギリギリである

 乗車した準急は通常の準急と異なり、東武動物公園を出ると各駅停車になるのではなく、久喜、加須、羽生、館林、足利市、太田(以遠各停)にしか止まらない。東武の案内には「準急A」「準急B」として区別されており、通称A準(急)・B準(急)と呼ばれているが、方向幕を見る限りではどちらも準急で、下りは日中の伊勢崎行きはほとんどがA準急だからまだいいが、上りはすべての準急が浅草行きなので案内を見聞きしないと区別がつかない困った代物である。
 さて、予定通り二人が合流して、館林に到着した。駅名標は、東武動物公園以北は「りょうもう」号の色を模したものが使われている。

 群馬・栃木方面の東武線は、路線は多いが本数は非常に少ない。一時間に一本しかないのも当たり前のようにある。しかし各線の接続は見事に良く出来ていて、特に館林ではA準急から佐野線・小泉線にすぐ乗れる。しかしよく出来た接続のせいか、この辺りのダイヤはもう随分変わっていないようだ。
 佐野線に乗車。途中の佐野で、数分の停車があったので写真を何枚か撮った。そのうちの一枚。本数が少ないのが拡大しなくてもお分かりであろう。数分とまったのは、JRとの接続のためらしい。(一応拡大画像あり)

 佐野線沿線は佐野くらいしか目立った街はないが、一日一本だけ乗り入れる特急は佐野市・佐野の他、田沼に止まって葛生まで行く。そういえば桐生線でも薮塚に止まったりするし、JRなら止めそうもない小規模な駅にこまめに止めて東京直通客を稼いでいる。周囲はこうした駅の周りを除けばのどかな田園風景が広がる。
 終点の葛生に到着。折り返しは数分しかないので慌てて写真を撮る。方向幕は両矢印式の[館林←→葛生](拡大画像あり)

 ここでも新駅名標に取り替えられていた。

 浅草からここまで乗ってきた乗車券は、sattくんが金券ショップで買ってきてくれた株主優待券。自動改札で印字された、もしくはスタンプを押された駅から東武線内ならどこまでも行けるというもの。長距離乗れば乗るほどお得である。(拡大画像あり)

 葛生駅は、東武にはよくある形をした駅だったが、私はこの素朴な雰囲気が好きだ。

館林−太田−赤城−西桐生

 館林に戻ると、今度はA準急と特急「りょうもう」が接続する仕掛けで、確かによく出来ている。以前、小泉線に乗りに来たとき(レポート03)、なぜ優等列車が二本立て続けに来るのか?と疑問を抱いたが、各線からの接続を考えてのことなのであろう。

 しかし我々のように館林から桐生に向かおうとすると、そんなに接続は良くない。太田からの桐生線は当然A準急に接続しており、先発のB準急(つまり各駅停車)で行っても太田で待ち合わせとなる。一方、小泉線経由で太田に向かっても、東小泉での乗換えを要するが、同じ桐生線電車に乗れる。実際、プリゴンさんが設定したルートは小泉線経由となっていた。

 ところが、私は帰りの佐野線内から腹の調子が悪くなってきており、ここで体重を減らす行為をしておきたい。小泉線はぎりぎりで間に合う接続のため、これでは便所に行けない。小泉線は乗ったばかりだし、足利市経由を選択することにした。げんぞ〜さんも理由は違うが足利市経由を選ぶことにし、残り3人と別れた。

 体の軽量化に成功し、B準急を見送って次のA準急を待つ。旅先では、時にはこうしてしばらく電車を待つゆとりも欲しくなる。特にタバコを吸うようになってからはなおさらだ。


 太田に到着。桐生線はすでに入線しているが、他の3人が乗ってくる小泉線はその後に到着した。随分時間がかかっているように見えるが、東小泉での待ち合わせが長いのである。これは、東小泉−太田間が桐生・伊勢崎方面を考慮したダイヤになっているため。

 太田駅の発車案内表
 昔ながらのパタパタ式だが、整然としていて見やすくできている。東小泉行きが準急の前に出てしまっているように見えるが、これは準急が長く止まっているからで、ちゃんと接続されている。(拡大画像あり)

 4番ホームは、よく見たら全方向が表示されていた。(拡大画像あり)

 ここから桐生線に乗車。桐生線は去年の10月(レポート11)に「りょうもう」号で新桐生まで乗っているが、もう辺りは真っ暗だったので、実質初乗りである。景色は他の線と特に変わり映えはしないが、やはり昼間の景色は見ておきたい。特に私の場合、駅名標が新型になっているかなどの興味も存在する。

 列車は新桐生を過ぎると、JRの線路を跨ぎ、わたらせ渓谷鉄道との接続駅である相老に着く。これも未乗で、これから中途半端に乗る上毛電鉄と合わせていつか乗るつもりである。相老を出るとすぐに上毛電鉄の線路が寄ってきてしばらく並走すると終点の赤城に到着する。


 赤城は古い駅名標のままであった。

 ここは東武と上電のホームが構内踏切を挟んで肩を並べており、上電ホームへの階段には中間改札代わりの駅員が立っていた。もちろん駅を出ることもできるが、時間がないので駅を出ずに内側から写真を撮ってみた。都合よく上電デザインの「赤城駅」と書かれた看板が掲げられている。

 滑るようにして電車が入ってきた。接続が良すぎてタバコも吸えない。

 赤城から西桐生はすぐで、あっという間に着いてしまった。今回は赤城から日光線へ向かうために利用したようなものだから、仕方がない。ここで、実家に帰省中のEF634氏が合流した。

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